2013年12月19日木曜日

今度は、カポとTAB譜について



実はおいらはTAB譜になじみがない。何度か見たことがあるけど、その程度。だいたい、TAB譜と一緒に楽譜が書かれていればそっちを見るし。

最近ネットで見てびっくりしたんだけど、カポをつけたとき、TAB譜ではフレット数をずらして表記するんだね。初めて知ったよ。そもそもカポなんか使わないから。

どういうことかというと(ギター知らない人にはどうでもいいことだし、ギタリストには説明するまでもないことなんだけど)、普段2フレットと呼んでいるフレット、カポを1フレット目につけたときにはそこを「1フレット」と呼ぶ。カポを2フレット目につけたときは0フレットと呼ぶ。TAB譜ではあくまでもナットから数えて何番目か、というのを表すんだね。
あるロックのバンドスコアで、ギターとベースのキーの表記が違うから「おかしいな」と思ってよく見たらそれがわかった。そう、キーの表示も違うんですよ!つまり、カポを使うことによって、ギターの譜面は常にAメジャーかEメジャーにできる。うわ~・・・

ギター教室で教えている先輩ギタリストが、ひどいながらも言い得て妙なことをいっていた。
「カポ使うというのはまだ指板におけるすべての音を覚えていない人だよ。5フレット目よりハイポジションは数えないとわからない。3より多い数はすべて『たくさん』という言語があるけど、それと同じ。5フレットより上はすべて『たくさん』、カポから数えないとわからないんだよ」

おいらがその先輩に「でも、ギターとベースで押さえるフレット数が違うと、意思疎通できないでしょ」といったら、「カポ使っている時点で音楽的会話なんかするわけないんだからさ、関係ないんだよ」

先輩、カポを嫌っていますなあ。教室で何かあったのかな。
もっとも、フォークにおいて美しいアルペジオを弾くためにカポが必要なときはあると思う。おいらはほとんどジャズだけだからそんな機会もあまりないけどね。



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