2018年4月30日月曜日

映画「奇跡のシンフォニー」


 

一応、音楽がテーマの映画。タイトルに「奇跡」とあるが(原題は”AUGUST RUSH”)まさにありえない内容だ。以下ネタバレなので注意。






ロックミュージシャンの男とクラシックのチェロ奏者の女がそれぞれのコンサートのあとに某パーティー会場の屋上で偶然会った。二言三言話しただけなのになぜかすぐにキスをして、次の場面では翌日公園のベンチで抱き合って寝ている2人が映される。おいおい。行っちゃあ悪いがノラネコじゃあるまいし節操ないなと・・・。

じつはそのとき子供ができていて、その子が11歳になってNYにでてくるというストーリーだ。
その子は理由あって孤児院で育つのだが、両親が音楽家だったせいか自然の音すら音楽に聞こえる天才であり、音楽教育をまったく受けていないにもかかわらず一晩でギターをマスターし、初めて見たパイプオルガンを両手両足で弾きこなし、才能を見出されて連れて行かれたジュリアード音楽院で作曲を学び(授業をよくサボったそうだ)、式典で自作曲の披露と指揮をするのだ。
最後には両親と再会するのだが(両親もお互い会えてなかったのだ)、母親は子供の存在を知っていたが父親は全くしらなかった。両親は10年以上前に一晩会っただけで名前程度しか知らなかったわけだからね。それがいきなり11歳の子供がでてきてあんたの息子と言われるわけだ。そりゃねえだろ~。
探し求めていた(当時20代だった)愛しの人は30代半ばになってるわけだしな。3人が再会する直前で映画は終わるんだけど現実的に考えると恐ろしいぞw




↓よろしければ投票してください!

音楽(ジャズ) ブログランキング