2013年12月21日土曜日

ロン・カーター 1



なぜか知らないけど日本ではロン・カーターが人気があるそうだ(ホントなの?)
たしかに毎年コンスタントにリーダー作を発表している。内容はなんといっていいものかわからないけど。

ボビー・ティモンズの「INPERSON」。ご存知のとおり、ティモンズは、「モーニン」でピアノを弾いていた人です。ていうか、モーニンの作曲者だよね。名盤「モーニン」はほかの曲がゴルソン作曲だから、ついついモーニンもゴルソンの作曲かと勘違いするときがある。

ボビー・ティモンズ・トリオ・イン・パーソン+2
 

さて、このアルバム、CDの日本語ライナーでは、評論家の本多俊夫氏が「この若手ベーシストに惚れこんでしまった」などと絶賛しているんだけど、おいらには理解できない。

おっと、誤解のないようにいっておくけどね、おいらはジャズを聴き始めたころはNHKFMの「ジャズクラブ」が楽しみで、特に本多氏の担当のときが好きだった。彼の著書も持っていて、楽しく読んだ愛読書だよ。「へぇ~モードってそういうものなのか」とか。だから本多氏のことは好き。

で、ここで本多氏が絶賛しているベーシストってのが、デビュー間もないロン・カーターなんだよ。

1
曲目はたいして速くもない枯葉でソロをふられてるのに、とぼけて4ビートだけ刻んでるし(ドヤ顔がみえるようだ)、2曲目はみんなフェイドアウトでだんだんディミヌエンドしていくのにひとりだけそれに気づかずにでかい音でベースパターンを得意げにならしている。

実際はちゃんとリハやったのだろうからミスではないのだろうけど、ロンの場合ミスなのかなと聴こえてしまう。ごめん。



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