2015年10月31日土曜日

サブコンシャス・リー



LEE KONITZ “SUBCONSCIOUS-LEE”

プレスティッジは当初はNEW JAZZという名前のレーベルだった。なぜかというとこの手の作品をリリースしていたから。録音が1949年ということを考えると演奏はまさにニュー・ジャズ。同じころの作品としては「クールの誕生」や「アメイジング・バド・パウエルVOL.1,2」などだが、これらと比較するとやはり特異な音楽にきこえる。

この、典型的なクール・ジャズは、白人がうちだしたスタイルだということが特徴のひとつとしてよくあげられる。たしかにその通りだが、チャーリー・パーカーが登場して5年以上たっているしスイング・ブームで白人ミュージシャンにもジャズが浸透しているのだから、むしろ白人側からなんらかの提唱があって当然であったとおもう。

話はニュー・ジャズにもどるが、その名の通り当初コニッツやトリスターノはクール・ジャズとは呼ばれていなかった。確かな説ではないけど「クールの誕生」にコニッツが参加したから彼の音楽がクール・ジャズの範疇にはいってしまったらしい。その「クールの誕生」もあとからレコード会社が勝手につけたとマイルスは言っている。そもそもの語源は「かっこいい」という意味で使われたクールが「ホットでない」ジャズを指す言葉になったとも。さらに話がずれるけど、スタン・ゲッツがクール派と書かれている本をよくみるけどすこしちがうような気がする。

マイルスはことのほかコニッツを気に入っていたのは周知の事実。「あいつのように演奏できのなら、肌の色が白かろうが青かろうが関係ない」と、コニッツやビル・エヴァンスのことを評価していた。そのわりにエヴァンスはバンドではちょっとしたいじめにあっていたそうだけどね。





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