2016年10月31日月曜日

SELECT JAZZ FROM THE CITY



この場でも何度か話題にした、20年以上前に日本たばこ産業がスポンサーの「SELECT JAZZ FROM THE CITY」というラジオ番組。あれは良かった。
SELECTというのは当時売り出していたたばこの銘柄だ。いまでは想像つかないけど少し前まではジャズというと酒とたばこがつきものだった。伝説のマンガ「Blow Up!」にもそんなセリフがある。


ネットなどない時代であったので、ジャズの情報に飢えていたおいらは毎週欠かさず聴いていた。だってさあ、SJ誌だけじゃ4ビートの偏った情報しか得られないでしょ。
ナジャさんが曲の紹介などをするときのBGMがすごくよくて、いったい誰のなんという曲だろうといつも思っていた。同じことを考えていた人が多く問い合わせがあったそうである日BGMのミュージシャンと曲名を紹介した。スパイロジャイラのSWING STREET、ジョー・サンプルのI’LL LOVE YOU、ここまでは覚えているのだがデイヴ・グルーシンの
ピアノ曲の題名を聞き逃してしまった。当時のグルーシンのアルバムはほとんど買ったのだけどそこには入っていない。誰か知っている人いたら教えてくださ~い!ちなみに前の2曲は当然買いました。




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2016年10月30日日曜日

忘れた、忘れた

青二才のころ。


ベテランのサックス奏者Fさんのバンドに入れてもらったおいらは、まだスタンダードもろくに覚えていない状態だった。バンドは基本的に飲み屋の仕事であり、ライブをやるわけではない。スタンダードが中心になる。

たぶん飲み屋の仕事は誰も同じだと思うんだけど、Fさんのバンドでは楽譜に番号を振っておいて、前の曲が終わるころに「次、18番」とリーダーが言うと、みんなすぐに18番の曲を演奏するという方式だった。メドレーではないけど、わりと間髪いれずに次の曲をやるので、たまにその番号の楽譜が出ないとひとりだけ遅れてしまう。
さらにFさんは、番号でなく「次、ミスティ」と言ったりする。こっちは「えーと何番だっけ」から始まるので、全然ついて行けなくなる。そのため、スタンダードを暗譜できるようになる必要があった。

ところでFさんは、おいらがまだ全然ダメな頃から、「きみがテーマをとるように」といって、どんどんやらせられた。最初は苦痛だったが、これがFさん流の育成方法なんだなと思い、がんばっていた。

そんなFさんのバンドもいつの間にか解散したわけだけど、数年後、たまたまFさんとセッションで会った。一緒に演奏するとき、おいらがテーマを演奏しかけたとき、Fさんもテーマを吹きかけたものの、すぐおいらに譲った。

終わったあとで、Fさんに言われた。

「弁村くんさあ、いつも自分でテーマをとるけど、もっと人に譲ってもいいんじゃない?」

え、おいらはFさんに当初言われた通りにしていただけなのに。ああ、もうあのバンドではないから、譲りなさいということなのか。しかしどうもFさんの口調には自分が言ったことを忘れているという印象がある。おいらは「すみません」と謝ったものの、釈然としない気持ちだったことは言うまでもない。




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2016年10月29日土曜日

HAROLD ASHBY “ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET”



HAROLD ASHBY “ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET”


このアルバムはもう、だまされたと思ってぜひとも聴いてほしい。あ、ごく普通のワンホーン・カルテットなのでそういうのが好きなひとね。

ひねりはないけど味がある。というか余計なことはしていない。ハロルド・アシュビーというひとは知らないひとが多いとおもうけど、おいらもこのアルバムしか知らなかった。エリントン楽団にいたそうで、ベン・ウェブスターから影響を受けたそうだ。たしかにベンに似た感じのスタイルだ。難解とはまさに正反対で、とにかくよく歌っている。フリー好きの友人に聞かせたら「なんじゃこりゃ」という感想だったのが聴きやすさを物語っているw さらにホレス・パーランが素晴らしい。イントロもバッキングもかっこいい。ヨーロッパ録音の往年ジャズの成功例の一つだとおもう。




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