2014年2月10日月曜日

またまたTAB譜を批判する



TAB譜について書いてある文章はほとんどが批判だ。と思う。そうなんじゃないかな。
では、なぜ日本ではTAB譜が一般的なのだろうか。

TAB譜はアメリカ人が運指を記載するために考え出したものだ。
だから指板のどこを押さえているかわかればいいだけで、アメリカのTAB譜には弦をあらわす横線とフレット数をあらわす数字しか書かれていない。

日本のTAB譜はオタマジャクシの旗がついていてリズムがわかるようになっている。そのせいでTAB譜だけみてもとりあえず弾けてしまうのだ。それが音楽レベルを低くしている原因のひとつだとおもう。

ギター・マガジンとかベース・マガジンでミュージシャンの座談会を掲載したときがあって、そのなかでみんな「TAB譜をのせる必要はない」といっていた。それによってその後の紙面がかわったかというとそうではないけど。

しかしその後、毎号ひとつだけTAB譜がついてない譜面をのせるというコーナーがしばらくあった。
たかがTABがついてないだけなのに「すごい企画」「上級者向け」みたいな雰囲気があり笑ってしまったけどね。

ギター・マガジンなどにTAB譜がついているのは(どうでもいいことなので)べつにかまわないけど、ジャズライフにまでついているのはどういうことだろう?

ジャズをやるひとでTAB譜みてるひとなんかいないでしょ~?
もしも「初心者のため」という趣旨なのだとしたらまさに大きなお世話、ありがた迷惑だよ。
TAB譜なんかみていたらまったく上達しないし一生ジャズなんかできないと思うんだけど。

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