2017年3月7日火曜日

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おいらの知人のピアニストは、ちゃんと個性をもったプレイができるが、「一度録音聴けば、どういう風に弾けばいいかはわかる」と言っていた。「望まれているプレイ」もできる、ということだ。

簡単に言うと、どこかのバンドのトラの仕事でモーニンをやるときに、事前にティモンズのプレイを聴かせてもらえば、「ああ、リーダーはこういうピアノを望んでいるのだな」ということで、それ風の演奏ができるということだ。

おいらは簡単に「誰々風」というのができないが(オクターブ奏法すればみんなウェス師匠風になるが)、よくもわるくも既存音源にとらわれず、すべて自分流に演奏している。

さて、これとは逆になるのか、知人で「音源がないから、どういう風に演奏していいかわからない」というやつがいる。そんなの、自分で好きに演奏して、だんだん自分流に仕上げていけばいいのだが、音源がないと何やっていいかわからんのだそうだ。おいおいアドリブはできるだろ・・・と思う。

「youtubeもさんざん探したけど音源がないんだよねえ」なんて言っているが、そんなに誰かの音源が必要かねえ。だいいち、例えば「朝日のようにさわやかに」を演奏するとして、コルトレーンとMJQではおそろしく違うぞ。





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