2017年3月14日火曜日

MC



MC。といってもミュージック・チャージではなくライブで曲と曲の間に話すほうのやつ。いや、普通はそっちだと思いますよね。

お客さんを楽しませるためのようだけど、じつは演奏者側にとっても重要だ。
数十年前にあるサックス奏者のライブの手伝いをした。そのひとは技術的には申し分ないくらい上手なのだけど、ジャズとはちがうジャンルをずっとやっていたのでそのときがジャズとしては初めてのライブだった。以前にもそういう人とやったことある。

緊張したのか特に話すこともないのか、1曲おわるとすぐに次の曲をやるという繰り返しだった。おいらはといえば、普段やっているスタンダードを普通にやるだけなのに微妙にずれたりしてどうにも調子が悪かった。自分でも「なんで?」という気持ちだった(まあそれが実力なのだけど)。

終わってから客として来ていた知り合いのベテランのサックス奏者に「いや~、なぜか全然ダメでした」といったら「MC抜きだからねえ。MCは気持ちを落ち着けるクールダウン効果がある。あんなに一気にやったら調子でないのは仕方ない」といわれた。うーん、勉強になったなあと感じた。あと、自分の言い訳にもなったw



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