2014年1月11日土曜日

実録 大手楽器店の殿様商売



ずいぶんまえのはなしだけど、ぜひいっておきたい。

某有名国内メーカーY社のエレガットをソフトケースにいれてかついでいたらストラップの金具が突然切れた。金属疲労が原因だろうか。それで地面にギターが落ちてしまった。
ソフトケースにクッションが入っているとはいえこの場合はあまり役に立たない。中を開けてみると表板に亀裂ができていた。そりゃショックでしたよ~

買った店がY社の販売店(トヨタ自動車みたいに、メーカーと販売会社は別会社なのだね)なのでそこに持ち込んで修理を依頼した。とりあえず見積もりをもらうことになりそれがでるのが1週間後だという。たかだか見積もりで時間がかかりすぎだと感じたけど、それでお願いしたよ。

1週間後に電話で見積もりの連絡があった。正直言って思っていたより高かったので修理を依頼するのはやめることにした。そのように伝えると電話の女性店員は「わかりました。では預かったギターはすぐに返却します。こちらにもどってきたら連絡します」といった。見積もりのために、別のところ(外注先だろうな)に送っていたらしい。

それから1週間たったが何の連絡もこなかった。そこで店に電話してきいてみた。そのころクレーマーという言葉が流行っていたから、そう思われないように丁寧にたずねてみた。電話にでたのは最初とおなじ女性店員だった。
「あのー、預けたギターはまだ戻ってきませんか?」
「ああ、あと1週間くらいですね」

最初にいっていた1週間はいったいなんだったのだろう。だいいち、なぜそんなに時間がかかるのかわからなかった。ヤマト運輸に頼めばほぼ翌日に着くはず。アメリカにでも送っているのか?それでもとりあえず待つことにした。
しかしそれから1週間たってもまだ連絡はこなかった。また電話して丁寧にクレームっぽくならないように(クレームでもなんでもないのだが)聞いてみた。するとなぜか女性店員は横柄であった。
「はぁ?どこかの倉庫にでも置いてあるんじゃないの?」(←信じられないでしょうが、本当にこういわれました)
「あの、それだと困るんですけど。いつになるんですか」
というやりとりであった。

(つづく)


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