2014年7月1日火曜日

書籍「25人の偉大なジャズメンが語る名盤・名言・名演奏」とロン・カーター15


25人の偉大なジャズメンが語る名盤・名言・名演奏 (幻冬舎新書)



この本、おもしろいです。おすすめです。そして当然ながら(なぜか?)ロンも「25人の偉大なジャズメン」に含まれています。

ただ、残念なことにロンのインタビューはレコーディング直後だったせいかいつもの余裕がなくあまり笑えるところがないんだよね。しかし他の人のインタビューからロンの話がいくつかでてきますよ~

マイルスバンドでの盟友であるウェイン・ショーターもハービー・ハンコックもまるで示し合わせたように「ロンの音楽は几帳面で真面目すぎる」といっている。その言い方がどうも馬鹿にしてるような印象を受けるんだよね、考えすぎかな。
ロン自身は自分の音楽について「すごい緊張感」などといってる。レコーディングに参加したメンバーはその緊張感のなか休憩なしで演奏するので疲れたといっているし。その言い方がわざとらしいというか、いかにもロンのバンドメンバーだなと。「誰かオレの家からベッドをもってきてくれ」。ロンのインタビューによくみられる芝居がかった言い回しが伝染したかのようだな~

うーん・・・それにしても、ロンのリーダーはかなり聴いたけど、几帳面、真面目、緊張感という感じは全然しないよね。



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