2014年7月3日木曜日

ドン・プーレン「Milano Strut」

ドン・プーレンは大好きなピアニストだ。特にアダムスとのカルテット時代が好き。

ところでこのアルバム、すごいですよ。


Milano Strut


タイトルは「 Milano Strut 」。ミラノですよ?ジャケットも夜の大聖堂っぽいよね、おいらは愚かにもプーレンに変な期待をしてました。

メンバーはプーレンと打楽器のデュオ。え?
1曲目、タイトル「会話」。すでにこの時点でいやな予感が。
聴いてみると、もうバリバリのフリー。
2曲目「コミュニケーション」これもあきらめていたけど、それほどフリーでもなかった。
3曲目が表題曲なんだけど、おしゃれに歩くストラッティン♪なんて曲ではなかった。むしろプーレンのパワーが抑えられていてイマイチかな。
そしてなんとなく安心していたラストの4曲目が、1曲目よりある意味きつい、ほとんどパーカッションのフリー。

このアルバム、タイトルがこれじゃあ、フリー好きの人は手を伸ばさないし、フリー嫌いの人は「だまされた」としか思わないだろうな・・・


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