2014年5月20日火曜日

DOWN HERE ON THE GROUND



ホルヘ・ダルトのところでも話したけど、ジョージ・ベンソンのこのアルバム


メローなロスの週末(ライヴ)(紙ジャケット/SHM-CD) 

邦題「メロウなロスの週末」すばらしい邦題だね。
80年代にはギターを弾かないベンソンだけど、79年のこのアルバムはボーカルとギターが半々くらいの割合で、したたるような音色とベンソン節が心地よい。ジャズファン必聴のアルバムだとおもう。あ、電気使っている音色ですけど、不満ある?

昔の話だけど、ここに収録されている「DOWN HERE ON THE GROUND」という曲を初めて聞いたとき、「なんてかっこいい曲だ!」と思った。
ジャズファンのお約束の行動として他のミュージシャンがやっているバージョンもさがしてみた。すると、なんと神様ウェス・モンゴメリーがやっているではないか!知らなかったよ。


67年録音。恥ずかしながらこのころのウェスはロードソングくらいしか知らなかった。

おいらはさっそくレコードを買った。歌心あふれるウェスによってどんな演奏になるのかわくわくしながら家に帰った。
レコードをターンテーブルに置いてひととおりきいてみた。

あれ?お目当ての曲が入ってないぞ、と思った。
ジャケット裏面をみるとA面4曲目に収録されていることになっている。

もう一度注意してきいてみた。
えっ?!これ?こんな曲じゃないよ!もっと洗練された流れるような曲のはずだ・・・・。
みなさん聴き比べてみてください。まったく別の曲です。かすかに面影はありますけど。

まあ、当時は買って損したと本気で思っていたけどね、いまではこのバージョンもすごく好きだ。「別の曲」としてw

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