2014年5月9日金曜日

キース・ジャレットがキレた件について、追加

おいらの友人にキースのコンプリーターがいる。どんどん発売するソロも、彼から借りて聴いて(買えよ!と言わないでください)、その感想をえらそうにブログに書くおいらである。

キースのソロは曲によって当たりはずれがあるのは事実。81年だったかのミュンヘンは、パート1~4のうち2と4はホントひどい。つまらない。キースもどうやって終わっていいかわからなかったんじゃないかと思うような感じ。ところが3はケルンなみにすばらしいデキなのだ。


Concerts: Bregenz/Munchen

ちなみにサンベアはどれもすばらしかったと記憶している。一般に評価の高いパリスコンサートも。

さて、この友人に、「キースがたかだか咳が気になって演奏やめたってのはどうなんだろう」と聞いてみた。そしたら、驚愕の事実を教えてくれた。ファンにとっては知ってて当然なことなのかもしれないけど。

なんでも、キースは最近になって芸術家ぶって咳禁止とか言っているのではなく、70年代からずっと言い続けてきたそうだ。開演前にアナウンスをして、なんと会場ではアメを配って咳を抑えるようにしているとのこと。すごい、ある意味芸術家の鑑なのではないか。調子がわるかったら咳のせいにしよ~っということを自ら排除しているわけだ。キースにとってはただ一人の「コホン」もNGらしい。

これはソロだけでなくスタンダーズトリオでも同様だとのこと。ちなみに照明「○ルクス以下」というルールもあるそうで、実際に明るすぎたから演奏しなかったという「前科」もあるらしい。おいらはキースよりもそれを知ってる友人をすごいと思ったわw

LEDの時代になったから、キースの要求もルクスでなくルーメンになるのだろうな。



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