2014年5月5日月曜日

こんなジャムセッションは嫌だ(ホスト編)

ジャムセッションの思い出を話したことがあった。あれは、参加者としての思い出ね。

先日久しぶりにピアニストQさんに会った。地方都市でジャムセッションのホストをやっているひとだ。
おいらが「こういうジャムセッションは嫌なんだよね」と話したら、Qさんはホストとして「こういう客は嫌だ」という話をしてくれた。けっこう笑えた。

まず、地元のベテラン。地元のベテランは顔が売れていて、そういうひとがジャムセッションに現れると参加者はざわざわ(カイジ)するそうだ。確かにね。いまさらどうしてジャムセッションに来るんだよ?アピールプレイのためか?と。そうです、アピールのためですよ、決まってるじゃんw
で、このひと、セッションに来たのに、ホストに「次どうぞ」といわれると、大きな声で「え~?オレ?飲みにきただけなんだけどなあ。まだいいでしょ(みんなが自分に弾いてほしいと思っている、というニュアンスだよなw)。もう少し飲ませてよ~」とミサワばりの反応をするそうだ。うん、確かに想像できるわ。本当は演奏したいくせにね。

それに似たパターンなんだけど、ベテランじゃないのに「次どうぞ」というと「え?ボクですか?まだ準備できてないんだけど」というひともいるそうだ。セッションの常連なのに、いつもわざとらしく楽器の準備をしないでいて、言われてからようやくケースから出すとのこと。おいらはセッションに行っていた頃はガツガツ演奏させろ!って感じだったけどねえ。こういう、せっかく来てるのにそれほど演奏したいわけでもないんですよ~という態度がいまのはやりなのかな。

あと、Qさんが言っていたことで、信じられないのが、ボーカルの話。壮絶なのがあってちょっと整理しないと離せないんだけど、どんなにマイクの音量をあげても声が大きくならないという、幽霊みたいなボーカルさんがいるそうだ。

Qさん、なんだかんだいっても楽しそうでした。


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