2016年11月27日日曜日

ジャズマンガ「blue giant supreme」第6話

今回の話を読んで、おそらく全員が思ったこと。

「ジャズってひとりでできるんだっけ?」
「いえ、原則的にはできません」


ピアノソロやパスのソロ、ロリンズのソロは例外かもしれないが、評論家の寺島靖国氏が言っているように「ピアノソロはジャズっぽくない。そこのベース1本加わるだけでジャズになる」ということ、これはけっこう真理をついている意見だと思う。

マジメな話をすると、メンバー揃っていないのに一人で強引にライブやろうという大は無謀というより間違っていると思う。誰もが誰もジャズに感動できる感性を持っているなら、今頃ジャズは今日のような不遇を味わっていない。しかしポップスが全盛を極めているのはなぜか、ジャズを理解できなくてもポップスなら理解できるという人が多いからではないか。

これまでジャズを聴いたことない人にコルトレーン聴かせて「こんなの初めて!感動したわ。ジャズって最高」というと思うか?コルトレーンですらそれだ。
ベースやドラムを入れて伝わりやすいフォーマットを整えること、これは間違いか。これを間違いちうのなら、ゲージツをたった一人で追っていればいい。わかりやすい、伝わりやすいカタチにすることも大切、リスナーあっての音楽だ。リスナーが不要ならライブしないで山奥で毎日演奏していればいいのだ。


とえらそうなことを言ってしまったが、大切なことを忘れていた。マスター、ドラムで飛び入りしなかったね!またはずれたよ。
 



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