2016年6月10日金曜日

「日本人でもジャズはできる」



3年前に引退宣言をした大西順子さんが新譜をだすそうだ。本場で修業してきたひとだから引退はもったいないなとおもっていた。たしか、「日本人でもジャズは可能」みたいなことをいっていたよね。黒人は天性の生まれ持った才能があるので日本人はかなわないというのは神話に過ぎず、NYトップにいる黒人ですら先人たちのリズム感を会得しようと日夜研究鍛錬に余念がない、独特のフィーリングは人種に関係なく努力で獲得するものだ、みたいなこと。彼女が言うとやはり説得力があるし勇気づけられたひとも多いのではないかな。

去年の東京ジャズに日野皓正、ラリー・カールトン、ジョン・パティトゥッチらとごった煮バンドで出たときは、さすがと思ったね。やっぱり確固たる個性があるから、ソロになると自分の世界にしてしまう。そのときは「日野に強引に押し切られ出ることにした」とか言ってたが、それが復帰のきっかけであるなら日野さんGJだ。

ところで肝心のアルバムなんだけど、SACDハイブリッド(よくわからん)とはいえ3,100円は高いね。あと、収録時間が1時間以上。アルバム単位で聴くとなると長いよね。いまのジャズファンはそういう聴き方はしないのかな。まだ発売してないから(本稿執筆時点)、内容については不明です。



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