2016年6月1日水曜日

バードランド



WRの「バードランド」は名曲である。よく聴くとサビ以外はたいしたことないが、適当に弾いたものをつなぎ合わせた感じのある、典型的なザヴィヌル的作曲法でつくられた印象をうける曲だ。明るくノリがいい。冒頭のジャコによる人工ハーモニクスがなければおそらく評価が半分ほど下がっていただろう(ほめているのかけなしているのかわからんですね)。

おいらが初めてこの曲を聴いたとき、その曲想からタイトルは鳥の国のことを指しているのだなとおもっていた。だいぶたってからN.Y.のジャズクラブ「バードランド」のことだと聴いたときすごく驚いた。黄金の70年代ど真ん中とはいえ、ザヴィヌルはあのバードランドにこういう印象をもっているのかと。バードランドといえばチャーリー・パーカーから始まりジャズ・メッセンジャーズやコルトレーンなど多くのジャイアンツたちがバップの名演をしてきた場所だ。これだったら「バードランドの子守歌」のほうがよっぽど雰囲気があっている・・・気がする。

と、断言はできない、だってバードランド行ったことないんですから。



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