2016年4月3日日曜日

なんだか根源的なタイトルですが、ジャズの魅力とは

ジャズの魅力という点について話そうと思うのだけど、個人的に思った偏りのある意見を述べます(いつものことだけど)。


はっきりいって、ジャズはポップスやロックよりも受け入れやすい音楽ではない。歌はないし、あるとしても英語だし、知らない曲だし、原則として若い女性が演奏しているわけではないし、キャッチ―なフレーズじゃなくて何が何だかよくわからんシャドリブローソーとかいうやつだし。

周囲の人に「ジャズ聴いてる」とかいうと、たいてい「おかしなやつ」というレッテルを貼られるだろう。

それなのに、ちょっとしたジャズのイベントとか(商店街のイベントとか)、昔のジャズフェスになるとあれだけ多くの人が集まるのはなぜなんだろう。彼らはみんなジャズファンなのか?いや、そうではないよね。

ジャズを深く知らないのに、どうしてジャズのイベントになんか来るのだろう、彼らは本当にジャズを好きなんだろうか。こんなことを考えること自体が間違いで、ジャズを演奏する側は、ジャズを難しくとらえすぎているのかもしれない。 ていうか、ジャズを好きでなくても、単に生演奏が好き、イベントが好き、という人もいるからね。

だから、こっちが何をやってるのかわからない、終わってから「え?ベースなんていた?」という程度でもかまわない。小さなハコで目の前で演奏していて、「なんとなくおもしろかったよ、また来るよ、ところでその楽器なに?へえ、それもギターなのか」という程度の楽しみ方があるのであって、「あいつらパーカーも知らないでどうしてジャズを好きなんていえるのかねえ」なんてのは傲慢なんだな。そういう音楽の楽しみ方がある。それを理解できないと、間違っているときのクラシック音楽家のような権威主義になってしまう。

なんかうまくいえないな。

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