2015年12月7日月曜日

クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿

昔アルバイトをしていたとき、「ジャズが好きだ」といったらバイト先の先輩がこのアルバムを貸してくれた。

「これはロックなんだけどジャズ要素があると言われている。よかったら聴いてみてよ」

聴いてみた。苦痛だった。当時もロック好きだったおいらなのに。そして、当然ジャズ要素なんかみじんも感じられないw
これがアビーロードをおさえて1位だったなんて信じられない。いいのは冒頭の歌が入るあたりまで。そのあとは技術的に稚拙なユニゾンが出てきて、2曲目以降なんてタルいだけで延々と続く。
冒頭のメロディだけはすごく好きだけどさあ。

と最近まで思っていたんだけど、気づきました。これ、ジャケットとか曲やアルバムのタイトルで過度に期待してしまうけど、そうじゃなくてむしろ2曲目以降のタルいサウンドを聴くべきアルバムなんだ、と。
そう考えるとわるくない。ジャズではないけど。最初から「ドギツイプログレ」を期待するからいけないのだ。


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