「ディズニー・プリンセスの音楽会」というテーマであった。頑張っている感はある。が、空回りなのかもしれない。
五嶋氏のほかに女性のバイオリン、女性のマリンバ、トロンボーンの中川英二郎氏を加えて４フロント（というべきか）で演奏を披露。「いつか王子様が」の演奏中はテロップで「多くのジャズマンが好きな曲」みたいなのがかかれていた。だれもひとこともジャズにふれてなかったのに突然そんな文章がでてきたので「クラシックだけじゃないですよ～、他ジャンルも考えていますよ～」的なアピールのようなものを感じた。
プリンセス・メドレーを弾き終わったあと五嶋氏が「楽器の音色と曲がしっくりきていて気持ちよかった」みたいなことをいっていた。そりゃあんたはいいでしょうよ。美女と野獣のテーマを女性バイオリンとふたりで朗々と情感たっぷりにうたいあげてるんだから。みていてわかる。しかしな、トロンボーンによる「夢はひそかに」はべつにしっくりこなかったしマリンバのポコポコした音色の「パート・オブ・ユア・ワールド」は違和感バリバリだったぞ。
余談であるが知人の娘で小学４年生の女の子ですら「司会がかわってつまらなくなった」といっている。司会が悪いというわけではない（そもそも司会などほとんどしてない）。その子の母親は「不慣れなのは仕方ない。佐渡さんみたいな余裕が感じられないのは若いから。だけど司会だけでなく番組内容も硬くなってるのがつまらない原因」といっていたなあ。
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