2015年12月19日土曜日

センスが大事



おいらのような未熟者がいうのもなんだけど、以前にも同じようなことをいったように、ジャズの演奏は技術よりもセンスが大事だとおもう。技術が不要といっているわけではない。技巧的に優れているといわれる超有名管楽器奏者よりも速い演奏が(速い曲、ではない)できないホレス・シルヴァーのほうが聴いていて楽しい。速いだけで評価が低いプレイヤーも何人かいるだろう。

レベルをぐっと下げておいらのまわりで考えると、例えばコーラスの最後の2小節が毎回ブレイクで、テーマからアドリブに入るときとソリストが変わる場合はそのブレイク部分をピックアップとして次にアドリブをする奏者が演奏する曲があるとする。何度もその曲をやってるし自分の前の奏者も2小節前からひっかけて入ってきてるのに自分の番になると2小節のブレイクをまるまる休む。2小節無音がつづくのだ。効果をねらっているわけではない。これはものすごくかっこわるい(蛇足ながら、逆にブレイクを自分のフィルの場所だとおもって必ず叩くドラマーもいる。なんとチュニジアの4小節もw)。技術があってもそういうセンスがないひと、技術は未熟だけど全体的にいいサウンドを作れる人っていうのはある。演奏することが優先で普段ジャズを聴いていないひとはこういう傾向が強いようだ。え?この場合センス以前の問題?




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