2017年1月4日水曜日

クラシックのミュージシャンは



クラシックのミュージシャンと共演することがときどきある。とはいってもおいらはクラシックの演奏は技術的に無理なので相手がジャズをやるという場合。

クラシックのミュージシャンはジャズを格下とみなす人もいるけど「アドリブがすごい」といってあこがれるひともいて、そういうひとと一緒にやるのだ。通常彼らはアドリブができないので、書きソロを弾く。読譜力が高いので市販のコピー譜を利用することが多い。

しかしながらたいていのひとが「ジャズ=3連のノリ」みたいに勘違いしているので、盆踊りみたいになってしまう。テンポが速い曲やボサノヴァ系はイーブンに弾いてもらえば解決するのだけど、ミディアムくらいだとノリをだすのが難しくなる。盆踊りとイーブンの間ができない。だからジャズ度を重視すると、必然的に速い曲とボサノヴァばかりになってしまうのだ。あと、スタイル的に合わない場合もある。グラッペリをまるまるコピーしてきたヴァイオリン奏者がいたけど、モダンジャズのバックだとやたらとうるさいだけのヴァイオリンになってしまうのだ。



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