2017年1月12日木曜日

再び持ち替え論

以前から言っているように、おいらは管楽器奏者の持ち替えやギタリストの持ち替えが嫌いである。例外はある。パットのようにガラッと世界が変わるのはよい。ただ、持ち替える意味がない、必然性が感じられないのは嫌いだ。コルトレーンについてもソプラノ以外はどうかと思う。

コルトレーンは別として、ウェス師匠やマイケル、マイルスなど、わりとすごい人は持ち替えなどしていない。マイルスのミュートというのはあるが、ビッチェズ以降隠遁まではほとんどオープンだけでしょ。ウェインのソプラノは大好きだ。ていうか、テナーはどうでもいい、テナーやめてほしいわw


で、本題。上にあげた持ち替えは、それでも自分の役割を変えないからまだいい。たまに、ギタリストがサックスやったり、サックス奏者がギターやったりするケースがあるが、ホント嫌になる。今までバッキングやっていたギタリストがサックスに持ち替えたら、バックは誰がやるのだ?そのためにサポート入れる?ピアノがいるからいい?
逆もね。あんたがギター弾いたら、ホーンのような存在感のあるフロントいなくなっちゃうでしょ。

どうして嫌なのかというと、単なる自己顕示欲だけで持ち替えているように思えるからなんだよね。ただし、2つの楽器をやるのはよい。ドルフィーみたいに、コルトレーンのバンドではフルートを吹かなかったとか(オレ!では吹いているけど)、そういう使い分けができるといい。

まあ、ふと思いついたから言っただけで、深くは考えていません。


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