2016年12月23日金曜日

いい音楽とうける音楽

「証言で綴る日本のジャズ2」の中で、誰だったかが「ビッグフォアの音楽はコマーシャルだから。自分はそういうのはいやだから」というようなことを言っていた。

ふと思った。なぜ「大衆がいいと思う音楽」=「良い音楽」ではないのだろうか。多くの人を楽しませる音楽は、いいものなのではないか。一部の学者にしかわからないような音楽がいいものなのか。

とはいえ、おいらもポップスなんかではなく、どちらかというと奇人変人であるジャズなんかを選んでいる。自分がいいと思う音楽が他人と違うのはいいとして、どうして多くの人がいいと思う、ポップな音楽を毛嫌いするのだろうか。

コマーシャルな、売れセン狙いの音楽づくりというのは、そういう言い方をするとゲスに聴こえるけど、「できるだけ多くの人を幸せにできる音楽を作る」という言い方をするとまったく違った評価になりそうだ。

これは批判とかではなく、不思議だなあと思うという話。おいら自身、どうして売れセン狙い音楽を嫌いだと思うのか。





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