“JOHN
COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN”
硬派なコルトレーンのファンから嫌悪されている（？）インパルスの軟派３部作で一番いいのが本作だとおもう。以前もいったけど「バラード」も「エリントン」も数曲よいだけというレベルだ。これ以上ないくら甘ったるいアルバムではあるけど、こういうのが聴きたくなることがある。
ジャズはある意味自己主張の音楽で「おれがおれが」という面がある。たとえばトランペットが二人いたらクラシックではお互いに補完しあう曲ができるわけだけど、ジャズの場合はバトルというふうになってしまう。本人たちがその気じゃなくても周りがそうさせるし。
譜面音楽と即興主体の違いではあるけどやはりときどき疲れるのだ。そういうときにこういったボーカルを中心にしてトッププレイヤー達がそれを盛り立てて一つの方向に向かって協力しているというわかりやすい構図が癒されるんだねえ。
↓よろしければ投票してください！
音楽(ジャズ) ブログランキングへ
