2015年7月19日日曜日

パット・メセニーを初めて聴いた日

ジョシュア・レッドマンが自身のセカンドアルバム(だっけ?)でパットと共演したとき、もう20年以上前の話だけど、インタビューで

「パットは見た目がロックミュージシャンみたいで、はっきりいってバカにしてその音楽も聴いていなかった。でも初めて彼と共演して偉大なミュージシャンだとわかった」

みたいなことを言っていた。
おいらもまったく同感だった。前段も後段も。
おいらもパットを見て、その長髪とギターの組み合わせから「フュージョンの名を借りたロック野郎」と思っていた。すみません、かなり昔の話だから許してください。

で、あるときジャズライフだったかのレコード紹介で、「レター・フロム・ホーム」を「この世で最も美しい音楽」と言っているのを読んで、おいおい本当かと思い、買ってみたのだ。

Letter From Home 

 感想は「そんなにいいかあ?」でしたw いや、わるくないんだけどさ、雑多に詰め込み過ぎていて、言いたいことがぼやっとしていて。楽曲も力を入れている部分と手抜き部分が混在しているようでね。

でもその個性的な音楽に魅かれたので、グラミーをとったという「スティルライフ」を買ってみた。

Still Life (Talking)
 
いやはや、このアルバムにはやられた。とにかくすごいと思った。これで一気にパットが好きになった。
それを知人に話すと
「ECM時代のほうがいい」
といわれたので、ECMのアルバムをすべて買って聴いた。おいらはパットのファンになっていた。

で、その後、新譜が発売された。これね。・・・カルテットではないよ、まだw

We Live Here

いきなり幻滅した。晩年のセロニアス・モンクだ。過去に評価された自分の個性や期待されている像にこだわって、なんとか前作のような作品を作ろうとがんばっているけどイマジネーションが枯渇しているという感じ。それまで特徴的だったヴォーカリーズもむりやり入れたような感じ。がっくりしましたよ。

そしてそのあと例の「カルテット」だからなあ。おいらはここでパットを見限った。おっとその前にゼロトレもあったな、PMG名義ではないものの。
さらにその後、イマジナリー・デイが発表されたとき、知人は「従来の路線に戻った」と言っていたけど、肝心のイマジネーションがもうスカスカで、チープな音楽になったなあと思った。

というわけで、PMGならECMからレターフロムホームまでが好きだな。


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