2015年7月13日月曜日

ミシェル・ペトルチアーニ&ニルス・ペデルセン




MICHEL PETRUCCIANI & NHOP

ギターとベース、ピアノとベースなどの小編成は自由度の高い演奏となるのでおいらは大好きだ。本作は巨匠二人による晩年のライブ録音で、ほとんどの曲がスタンダード、さらに2枚組ということで非常に期待していたんだけど・・・・

えーと、2枚目のほうはいいです。1枚目はね、ペデルセンが全然ダメ。単に速いだけ。まったく歌ってない。低いほうのポジションでいつものペデルセン節を織り交ぜながら機械のように指を動かすだけの演奏には誰も感動しない。最初は速さに圧倒された観客もすぐに飽きてソロのあとの拍手が少なくなってくる。

ペトルチアーニはBNに移籍してから魂を売ったかのようにつまらんコマーシャリズムに堕ちて行ったけど、この録音は復活しつつある時期で、初期のレコードでよく聴くことができた感動が少しだけ味わえる。まえにもいったけど「ピアニズム」以前のペトルチアーニは切なさと煌めきがいっしょになった彼にしかできない演奏をしていた。新生BNの最大の罪はペトルチアーニの良い部分を排除してしまったことだとおもう。

速さばかりに注目されるペデルセンだけど、抜群にスイングするウォーキングベースとスロー曲での歌心がおいらは好きだ。90年代のケニー・ドリュー・トリオのころなんかたまらんですよ。「え~、ALFA JAZZのころでしょwww」とかいう偏見はどうか捨ててください。



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