2015年6月19日金曜日

ギタリスト

ジャズやっている人は、たいていはロックを軽蔑している。好きではあるがジャズのほうが上だと思っている。ジャズなんかよりロックのほうがすばらしい、というのは、ジャズを知らないか奇をてらったときの中山康樹氏だけだ。

そんなこともあり、ジャズミュージシャンは、世間からロックミュージシャンだと思われたくない。ところが、電車に乗っているときなど、ギターを担いでいると、たぶんロックミュージシャンだと思われてしまう。一般人はギターを見てジャズを思い浮かべない。ギターを持っている人は即ロックだと思う。ましてやクラシックギターなんか考えもしない。

いかにもロックみたいな典型的な服装をしていないから大丈夫かというと、そういうことはない。単に、いまだに夢をあきらめきれないオジサンロッカーだと思われる。

ウッドベースなんか、担いでいてもロックだと思われることはない。クラシックだと思われるかもしれないけど、場合によっては願ったりだw

ということで、ギタリストにはこういう苦労があるのだった。

ところで管楽器奏者の場合、ロックだと思われないかわりにブラバンだと思われてしまうのが嫌なのだそうです。



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