2015年6月25日木曜日

ジャズマンガ「ブルージャイアント」第52話

今回は、ジャズやってる人間にとっては気になるセリフがたくさんあった。

例えば「店長の音楽わかんない」。
そうなんだよな。ジャズなんて万人受けする音楽ではない。それがわからないと、やってるほうは「どうしてうけないんだ?」と思う。いやいや、うけるわけないってw

「そろそろやめどき」
うーん、これについてはいろんな意見があるんだろうけど、おいらがいいたいのは「メジャーデビューだけが目的なのか」ということ。デビューできなきゃやめる、という短絡的な考え方がわからん。趣味で続ければいいでしょ。どうしてやめる必要があるの?草野球やってるひとはやめなきゃならんのか?だいたい、世の中好きなことを仕事にできるひとなんて少数だ。ぜいたく言ってるなあ。

あと、キャバレーではないけど風俗店での仕事への不満。甘いねえ。好きな音楽だけやってれば金をもらえると勘違いしている。おいらの周りにもいる。以前もいったように、結婚式のバンド演奏でマイナー曲やるとか、アホなやつも多い。でもさ、まがりなりにも演奏して金もらえるなら、たまにはTPOにあわせたことすればいい。まあ、これに対してはチェリストのロストロポーヴィチが「観客に迎合するくせがつくからやめたほうがいい」と言ってるけど、彼ほどの音楽家と自分を比べる必要なしw

ついでにいうと、ジャズと他のジャンルの複合云々って、いったいいつの時代の話なんだ。変化とかいって手拍子やったり体動かすってのはダサいし方向性を間違ってると思うわ。

というわけで、大の音楽を聴いて勉強しなさい。あ、バンド解散したらとりあえずベーシストはJASSに参加させてやってくれ。





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