2014年8月20日水曜日

時は金なり

ロックやってる知人が「練習の時メンバーがそろってから音だしするまでどのくらいかかるか」 ときいてきたので「1分くらい」と答えた。彼のところは30分くらいかかるそうで、それがものすごくいやだといっていたね。
ギターとキー ボードが音作りと称して延々とツマミいじりながら音をたしかめる。いいかげんにしてほしいそうだ。「たいしてうまくもねえのに」ともいっていた。ははは。
「最悪ですね」といったら「まだマシだよ。まえのバンドは1時間だった。同じ理由で」という。そして「ロック、ポップス系ってのはこうなんだよな」と吐き捨てるよ うにいった。
おいらの知人だけでなく、そのギターさんたちは、自分にとっても時間の無駄だということがわかってないのかな。練習のときなんて音色なんてどうでもいいじゃん、と思うけどね。そういうことは自分ひとりのときにやる。バンドで集まるのは全員揃わないとできないことをやるためだ。


おいらのバンドは、まだスコアを広げていないメンバーがいるのがわかっててもカウント出してさっさと練習を始める。そんなの待ってたら日が暮れるっつーの。あ、練習するのは夜だから日は暮れてるね。
おいらはこれこそあるべき姿だと思ってるけど、ロックだけでなく、ジャズの人たちでもそういうのは多い。ジャズに多いのは音色づくりでなく「選曲」を理由とするケースだね。リハーサルバンドの場合がそうだけど、メンバーが集まってから
「何する?」
「オレオ」
「え~マイナーにしようぜ」
「じゃあミスターPC」
「ブルースじゃなくてさあ」
とかなんとか。スタジオでは文字どおり「時は金なり」なのにねえ。



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