2014年4月10日木曜日

ジャズミュージシャンの服装について



ジャズ側のセンスで見ると、ロックミュージシャンのライブでの服装センスはまったく理解できない。今でも革パンツってあるんだなと思ったりもする。おっと、これはハードなロック限定かな。

クラシックに対しても同様。男性はともかく、女性があそこまでドレスアップするのが理解できない。題名のない音楽会を見ていて、ずらっとドレスアップした女性ヴァイオリニストが並んでいると、どうしてもそのあたりに違和感をおぼえる。

ただ、こういうことは反対もいえるわけで、あちらから見ればジャズミュージシャンの服装センスは理解できないだろう。どうして普段着なんだ、とか、どうしていつもボーダーのTシャツなんだメセニーとかw

さて、ジャズミュージシャンの服装センスというのは大きくわけて3種類ある。50年代にあこがれてスーツで決めるか(スーツも年代でシルエットがかなりかわってくるんだけどね)、70年代のむさくるしいのを(なぜか)追い求めるか、そして無頓着系、この3つ。

やはり50年代や60年代初頭のマイルスの写真を見ると、あまりのかっこよさに、「オラもいつか、こういう格好して、客に背を向けてミュートトランペット吹くだ」と思ってしまう。はっきりいってかなりかっこいい。とはいってもスーツのブランドラベルが見えるようにわざと椅子に上着をかけるなんてことはしないけど(わかる?)。

70年代のむさくるしさは、日本フリージャズの方々を参考にするとよい。おいらはちょっと勘弁だ。ニットの帽子をかっこわるくかぶるのがポイントだ。あとヒゲをはやすこと。有名なウェザーの写真が参考になるかも。まああそこで帽子をかぶっているジャコはすごくかっこいいけど。

無頓着系はアマチュアがほとんど該当するけど、ドラマーに多いのが武井壮のコスプレねw 正確にはコスプレではないんだけど、肌着みたいなのを1枚着てライブをするのは、はっきりいって他のメンバーがかわいそうだね。女性ボーカルが孔雀()のように着飾って歌っているバックでBVDが太鼓叩いているのはシュールだろう。

無頓着系で、普段着でライブするのが一番いいかもしれない。

ちなみにおいらは今でこそ普段着だが、人前でライブし始めたころは着ぐるみとか仮装とかけっこうアホなことをやった。侍とかペンギンとか、今考えるとすごく恥ずかしい。黒歴史とはこういうことをいうのか。

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