2017年4月16日日曜日

In Modern Times

In Modern Times


スパイロジャイラが前作のみの1作でウインダムヒルから離れて、ヘッズアップで録音した作品。
初めて聴いたときは、愕然とした。ああ、こういう音楽、大嫌いなんだよなあ・・・と。

その最大の理由はドラムス。なんていうの?こういうリズムわからないんだけど、中身のない、若者がクルマでわざと大音量で流して外に聴こえるようにしているような音楽っていう印象。曲のタイトルも「Feelin' Fine」「Julio's Party」そして「Groovin' For Grover」w どうだ、いかにもつまらなそうだろう。

・・・という記憶があり、久しぶりに聴いてみたら、まあこれはたいがいどのアルバムについてもいえることなんだけど、思ったよりわるくない。あれ、けっこういいじゃん。

・・・と思えるのはやはり最初の数曲。だんだんだれてきて、やっぱり駄作だなあと思う。こりゃドラマーが定着しなくなるわけだ、と。1時間以上も突っ込んで、ポップスかっつーの。足りないくらいがちょうどいい、という感覚、どうして制作サイドはわからないのかねえ。

この次のアルバムは、おいらの記憶ではスパイロ史上もっともつまらないものだったはず。さて、それを聴き返して再評価できるかどうか。



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