2017年4月4日火曜日

スーパーノヴァ

先日、新聞の書評を見たら、某作家が「フリージャズが徹底的にエネルギーを放出して、フュージョンやアコースティック回帰につながった」みたいなことを言っていた。「反動で」とは言っていなかったと思う。発展的解消ということだろうか。


聴く側にも極度の緊張を求めるフリーではあるが、演奏者も相当のパワーが必要だ。それに疲れてポップに走った人もいるだろうしフリーの先にフュージョンみたいものを見つけたという人もいるかもしれない。リスナーでも演奏者でも、「周りがやっていたから」「周りが聴いていたから」という単なる追随者で、単にブームに乗っていただけの人もいるかもしれない。

前段はさておき、「大量のエネルギーを放出してその後にフュージョン等が出てきた。フリーはブームは過ぎ去ったが現代まで生き残っている」ということから、恒星の一生を思い起こしてしまった。恒星が死ぬ前に超新星爆発を起こすんだっけ?、それがフュージョンとかアコースティック回帰で。で、ブラックホールが残るというか生まれるんだよね。

ということを例の友人Fに言ったら「フリーをブラックホール扱いするとはけしからん!」と言われてしまったw しかしすごい吸引力(重力)で、一度はまったら抜け出せないというのはまさにブラックホールかもしれないw




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