2016年8月22日月曜日

バラードとはなんぞや

どうも、日本とアメリカではバラードの定義が違うらしい。

ずっと昔、ボブ・ベルデンが東芝のインタビューでお薦めバラードを3つとかあげていたのだが、そこにハンク・モブレーの「If I Should Lose You」をあげていた。


Soul Station

これのどこがバラードなんだ?日本人にとっての典型的なバラードは、コルトレーンの「バラード」収録のような曲である。アメリカでは違うのだろうか。
しかしコルトレーンのアルバムはアメリカ製作だし、グランツお得意のバラードメドレーはスローナンバーばかりだ。たまに例外もあるけど・・・

ロック界一の公私混同(とおいらが勝手に呼んでいる)ビートルズの「ジョンとヨーコのバラード」は
フツーにミディアムアップテンポの曲だ。あれがバラードなのか?意味わからん。

おいらは、演奏するときはいつの間にか「バラード」といわず「スロー」というようになった。スローといってもバラードでないスローブルースもあるんだけどね。昔、当時一緒のバンドにいた大ベテランの方がなぜかルバートとバラードを混同していて、「バラード」というとルバートで演奏しようとしていたんだよね。そこから始まったのかもしれない。




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