2016年2月6日土曜日

Bossa nova & Samba




ビクターが2014年に発売したオムニバスCD「BOSSA & SAMBA」。オリジナルのアルバム重視のおいらとしてはあまりオムニバスを買うことはないのだけど、入手困難音源がいくつか含まれているので思い切って購入した。

まずはブラジルの超偉大なギタリスト、ハファエル・ハベーロの「LAMENTOS DO MORRO」。ソロ・ギターのバージョンはもっているけど(これがまた大変すばらしい感涙もの)ここに収録されているのは打楽器が入っている現代風アレンジ。ハファエルにハズレなし。さすがだ。
そしてもうひとつのお目当てが阿川泰子全盛期の85年録音「IF YOU NEVER COME TO ME」。曲名だけみると知らない曲とおもうかもしれないが、ジョビンの「無意味な風景」のことだというとわかるのではないかな。いやー、あいかわらずボサノヴァ曲の英題は無茶苦茶だ。しかしジョビンのアメリカ盤には直訳で「useless landscape」という英題もついていたことがある。これもこれでw

話をもどすが、なぜこの曲が聴きたかったかというと伴奏がカメラータ・カリオカだから。カメラータ・カリオカはブラジルのショーロのグループで、ジョエル・ナシメント、マウリシオ・カヒーリョ、エンリッキ・カゼスなどが在籍していたことで知られている。というかジャズファンにはその名前自体知られていないかもしれないけど。
現在音源はほとんど入手不可。ショーロの軽い雰囲気に阿川のボーカルがのる心地よい演奏を想定していたのだが・・・

実際に聴いてみるとドラム、ベース、ホーン、キーボード、シンセ・プログラムなどがかぶさっていてカメラータ・カリオカのよさがまったく殺されている。ジョエルのバンドリンが少しとオターヴィオの7弦ギターが一瞬聴こえる程度。ナラ・レオンのツアーで来日していたとはいえ、カメラータを呼ぶ意味があるのだろうかと思ったわい。以上、敬称略。



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