2016年2月24日水曜日

ネットのあるニュースを見て



最近、バイオリニストの高嶋ちさ子氏の子育てでの異常ぶりをネットでよくみる。賛否両論あるようでそれについておいらの意見はいわないが、笑ってしまったのが葉加瀬太郎氏による高嶋氏擁護のコメント。

「まず彼女の音楽をきいてみなさい。あんなに純粋で美しい音色を奏でられる人に悪い人がいるわけがない」

みたいなこといっていた。マジでいってるのなら葉加瀬氏こそ精神異常を疑う。残念ながらまったく擁護になってないところが笑えるのだ。人格破綻してても音楽は美しい人もいる。品行方正でも音楽は大したこと無い人もいる。芸術的才能ってそういうもんだろうとおもう。ジャズでいえばチャーリー・パーカーが人格破綻だったことだけで葉加瀬氏の言葉に説得力がなくなる。

それと、まあおいらの主観になっちゃうが高嶋氏の音楽は純粋で美しいとはおもえないし(「12人のバイオリニスト」という発想がそもそも純粋じゃないような・・・)、美しい音色ではないとおもう。だいいち音程が甘すぎる。おっと、本題からそれてしまった。

もしも、いい音楽つくるひとがいい人間だというならモーツァルトなんか品方向性な紳士で長生きしただろうし、ベニー・グッドマンはバッドマンと言われなかっただろうし、ミンガスもネッパーを殴っていない。そもそもミュージシャンがドラッグなんか手を出さないってことになるだろ。あ、「アーティスト」様は別ね。あくまでもミュージシャンのはなし。




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