2014年12月27日土曜日

α波の出る音楽

「モーツァルトの音楽を聴くと、脳波にα波が出て、癒し効果が高くなる」という説がある。

モーツァルトは本当の天才だとは思う。しかし、それとα波はまったく関係ないと思う。


α波というのは、脳波の被験者がリラックスしているときに出るものだ。好きな音楽を聴くとリラックスできる。もともとモーツァルトを好きな被験者であれば、モーツァルトを聴きながら脳波の検査をすれば、当然α波が出る。

逆に、モーツァルトどころかクラシックなんて大嫌いという人であれば、モーツァルトを聴いてもα波なんかでない。あたりまえだ。聴けば聴くほど苦痛で、α波どころではなくなってしまう。
「嫌いだと言っていても、実際にモーツァルトを聴きだしたらすぐに惹きつけられるよ」という、マンガのような希望的観測は実現しないことに注意。おいらだって、ウェス師匠のノー・ブルースを聴いて「何これ?」というやつなんかいないと思っていたよ。

そう、ジャズファンにとってはジャズこそがリラックス・ポイントであり、それこそウェスのハーフノートライブのミスティなんかを聴けば、リラックスしてα波がでるもんだ。

ということで、モーツァルトに限らず、リラックスしたいときは好きな音楽を聴けばいいのだ。

まあ、いくら好きだといっても、ドルフィーとか聴いてもリラックスできないと思うけど。






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