2014年11月27日木曜日

書評:コルトレーン ジャズの殉教者




題名が「コルトレーン」なので、彼の生涯にわたって書かれているのかとおもった。

著者はコルトレーン研究では有名なひとだよね、満を持して発売みたいに書かれていたので期待していたのに、ある時期についてくわしく書かれているだけなので少し残念だった。

当時彼が浮気していたという事実は新しい情報だけど、別に知らなくてもよかったなあ。しかしこの本を読むとコルトレーンの日本公演がものすごく聴きたくなる。だから友人から借りて(すみません、買う勇気がなかったです)聴きました。CD5枚組(一枚はインタビュー)のやつね。

いやー、最初のうちはいいけど、やっぱり全部聴くのはなかなかきついね。音楽が過激だというのではなく、わりとすんなり聴けるけど大しておもしろくないという理由で。順番に長いソロをとるだけという、なんかバンドの意味があるのかなあと感じた。アセンションなんかは集団の意味を感じるんだけどね。こういうことをいうと、トレーンのファンに「おまえはわかってない」と言われそうだけど。はい、わかってません。



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