2014年11月17日月曜日

それはボサノヴァではないぞ


ジャズでボサノヴァの曲を演奏したり歌ったりするのは、もうすっかり普通になっている。

しかし、 タイトルを変えるとか、メロディを変えるとか、原曲どおりでないどころか、最低限のボサノヴァですらなくなった状態で演奏されることもある。


以前聴いたライブでは、イパネマの娘の最初の2小節がすべて普通の4分音符で演奏されていた。シンコペーションを排除したボサノヴァって・・・
 
あと、思い切りラテンリズムで演奏されているとかね。もう、英語の題名とか「イパネマの少年」なんてかわいいもんだわ。


例の青本は、メロディをめちゃくちゃ簡単にしていて、はっきりいって参考にならない。シンコペーションを排除していて、そのまま演奏するとすごくかっこわるい。フェイクするのを前提として出版されている。上の話は、ボサノヴァでそれをやっちゃったということなんだけど、さすがにねえ。



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