2017年8月28日月曜日

RALPH MACDONALD “THE PATH”



 
RALPH MACDONALD “THE PATH”


70年代のジャズは、ドラムやベースなどの以前はあまり注目されなかった楽器奏者もアルバムを発表するようになったことが大きな特徴だとおもう。フロントとちがって一歩退いた目線をもっているのかどうかわからないけど、トータルサウンドで勝負しているようなアルバムが多い。そして名盤になる割合がけっこう高い。ジャコを筆頭に、バドレーナ、ハーヴィ・メイソン、アル・ムザーンなど。

ノーマン・コナーズやラルフ・マクドナルドのようにプロデューサーとして成功したひともいる。このアルバムはラルフ・マクドナルドの77年の傑作。演奏だけでなく作曲の才能も見せつけてくれた。自らのルーツを表現している壮大なタイトル曲が一番不要w 純ジャズの場合こういう意見をいうと「あれの良さがわからないとは何もわかっていない」といわれるのだろうけど、フュージョンは言いたいことは何でも言える雰囲気がある。ジャズを知らないロックファンも聴いていて、好き勝手に意見を言っていたからだろうか。
2曲目以降はメロウ、ライト、ラテンの明るさ、ゴージャスと畳み掛けるように名曲がつづく。たまらんです!




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