2016年9月15日木曜日

LEE MORGAN “INDEED!”

9月15日なのでエヴァンスの話にしようかなとも思いましたが。モーガンの話が続きます。




LEE MORGAN “INDEED!”

リー・モーガンはこのアルバム録音のときは18歳。高校生くらいの少年がリーダーアルバムを作ったということだ。現代日本でそんな少年がいたらどうだろう? うーん、申し訳ないが「ガキにジャズがわかるか」「内容が希薄」などという妬みをもってしまうなあ、すみません。
まあモーガンの場合は聴いて分かる通りまったくそんなことがない演奏なんだけどね。先輩たちのサポートが余裕あるものなので、むしろ若いモーガンとの対比がおもしろい。「SEXTET」同様にベニー・ゴルソンとオーウェン・マーシャルが演奏以外で協力している。こっちはアレンジではなく曲提供で。どういう経緯かしらないけどドナルド・バードも曲を提供。同じ楽器ということで仲が良かったのだろうね。バードが6つ年上だ。


日本に限らずだけど、小学生ジャズプレイヤーってのも過去に何度か出てきたね。雑誌ではプロの共演者に大絶賛されていたけど、「子どもにしては」という枕詞がつくのだろうかどうなのだろうか。




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