2016年9月25日日曜日

ANITA O’DAY “ALL THE SAD YOUNG MEN”



ANITA O’DAY “ALL THE SAD YOUNG MEN”

アニタ・オデイよりもゲイリー・マクファーランド目当てで購入したアルバム。アニタの歌は大好きなんだけどね。

ソフトロック以前のマクファーランドは伝統と革新が4:6くらいのアレンジで、さらに軽さのなかにも微妙なシリアスさがあるという、超個性的なアレンジャーだったとおもう。SKYEを立ち上げた直後あたりまではすごくかっこいい。一般的にはそれ以降のほうが人気あるんだけどね。このアルバムは、ボーカルものなのにピアノをまったく前面にださないあたりにマクファーランドのサウンドに対するこだわりを感じる。その結果としてアニタのよさがすごく引き出されていると思う。ホレス・シルヴァーの「セニョール・ブルース」ではアニタ節健在でブルースっぽさが見事に表現されている。貫禄である。


このアルバムに限らず、マクファ―ランドのアルバムは素晴らしいものが多い。それなのに、おいらの周囲にはなかなかわかってくれる人がいない。「つまらなかった」と何度いわれたことか。確かに、後期のまったく純ジャズと違うサウンドとか、ソフトサンバ路線とか、嫌いな人は多いよなあ。




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