2015年8月8日土曜日

ガイズ&ドールズ



 

ジャズ・ファンなら名前くらいは聞いたことがあるミュージカル「ガイズ&ドールズ(邦題:野郎どもと女たち)」、それの映画版。

フランク・レッサー(という発音でいいのかわからないけど)とうい作曲家というと、実は数多くの名曲がありながら日本では比較的名前が知られていないのではないかな。 

レッサーの曲に”NEVER WILL I MARRY”というのがある。キャノンボールが高速でバリバリ吹いている名曲なのだけど、おいらにとっては相性が悪く正直いって苦手。ライブでやって二度ほど大失敗している。く~っ
映画ではシナトラ扮するネイサンにアデレードという女性が結婚を迫る場面が多いのでこの曲がでてくるかと期待していたけど、使われているのは別のミュージカル(GREEN WILOW)だったんだね。そのかわりあの有名曲”IF I WERE A BELL”が登場。おいらがこの曲を知ったのは、マイルスではなくオスカー・ピーターソンの演奏で。当時はどういう場面で使われている曲なんだろうとずっと謎だった。

しかし一番好きな曲は、映画化のために追加されたという「恋する女」(ミュージカルのサントラには収録されているけど)。やはり名曲。もともとすごく好きな曲だったけど、ジャズでやってるのは寡聞にしてあまり聴いたことがない。


ガイズ・アンド・ドールズ・ライク・ヴァイブス(紙ジャケット仕様) 
エヴァンス参加で有名なこのアルバムにも入っていない。
 

まあとにかく、他のミュージカル映画より曲の数が多く振付も凝っているので見ごたえがある。
 

ただ、オリジナルのミュージカルと比べて脚本が変わっているので、意味はわかるけどイマイチ納得できない展開をいくつか感じたな。映画ファンとしていわせてもらうと、マーロン・ブランドが威圧感があってかっこいい。意外とミュージカル映画でも違和感はないんだ、これが。



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