2014年10月14日火曜日

セッションのホストのあり方とは

昔の話。
おいらがジャムセッションに通っていたころの話です。

たいてい、ジャムセッションでは、ホストが最初に数曲演奏する。いきなりしょっぱなから参加するのに臆する人もいるから、リラックス効果としてはいいのかもしれない。
でもおいらは、ホストが「では2,3曲演奏してから」などというと「そんなの1曲でいいだろ!いや、ゼロでもいいから早く弾かせろ」と思っていた。

また、実際にセッションが始まってからも、やたらとホストも参加して、せっかくドラマーが何人もいるのだからどんどん叩かせればいいのに、と思ったこともある。ホストなんか最低限の交通整理だけすれば、あとは参加しなくてもいいと思った。

参加者は演奏するために来るのだからできるだけその機会を増やすべきだと思っていた。 だって、セッションは無料じゃないからね。

ところが、みんながそう思っているわけではないようで、「ホストがあまり演奏しないのは単にラクしているだけでしょ」と考える人もいる。
必ずホスト+参加者1名、というスタイルでやるセッションもある。「参加者は、上級者と共演することを望んでいるから」ということらしい。2曲やったら交替とか、かなりシステマチックに決まりごとがあったりする。

確かに、参加者だけに任せておくと進まなくなることもあるしね。

でも、ホストが必ず参加するかたちだと、ひどいときは1晩いても自分の出番が1回だけということもある。最初にそれがわかっていればすぐ帰るのに、とも思う。

ホストのあり方に正解はないのだろうけど、おいらはとにかく演奏したくてしょうがなかったし、文句言われなければ1晩中、全曲に参加したかったくらいだから、個人的にはホストができるだけ不参加のセッションの方が好き。

セッションのホストにはこのようにいろいろなタイプの考え方があるので、いくつかのぞいて、自分にあったところをみつけないとストレスがたまるのであった。





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