2018年4月23日月曜日

「弁村式ジャズ・セッション・ホストのルールブック」8

これは以前にもこの場で話したことなんだけど。

あるセッションに、仲間数人と参加したことがある。正確に覚えていないけど、ギター、ピアノ、ベース、ドラム、とバンドメンバーで参加したのだ。
そのセッションのホストさん、普段の常連とは違うやつらがいるなと思ったみたいで、勧進帳に書かれたおいらたちの名前を見て「みなさん、お仲間ですか」ときいてきた。おいらがそうだと答えた。

すると、おいらの出番が回って来たとき、「では、お仲間全員で」と言って、演奏させられた。おいおい、これっていつもやっているメンツなんだけど?金払って参加して、どうしていつもと同じやつらと演奏してるの?セッションしに来たんだけど?

たまに(いや、けっこういるか)仲間が来ると一緒にやらせたがるホストがいるが、知らない人とやることを求めているんじゃないかなあ。
ちなみに、セッションを「自分のプレイをアピールする、ひけらかす場」ととらえている人は仲間とやりたがる。あまりなじみのない曲名を言って、ホストが「ちょっとわからんな」というと、連れてきた仲間に声をかけて、「いつものトリオ」で小難しい曲を演奏する、というパターン、見たことないかな?いえいえ、別にいいんですよ、それもあり。セッションを修行の場とするのもよし、アピールの場とするのもよし、女性ボーカルに声をかける場とするのも相手さえよければ良しですよ。
 


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