2018年4月1日日曜日

ソプラノサックス

友人のテナー奏者がRくんが、先日ソプラノサックスを買おうと思って、結局やめた。以下、Rくんの話。

テナーって重いんだよね。フライトケースでも。持てないわけじゃないけど軽い方がいい。で、セッションとかに簡単に持っていけるようにソプラノを検討したんだよ。管のキーも一緒だから楽譜使えるし。
でもちょっと考えてみた。ソプラノはフュージョンやロックとか、8ビート16ビートの曲には合うけど、スイングには合わないよなあ、と。ウェインのソプラノ名演もミルトン・ナシメントとの共演のときとかウェザーリポートのときのものでしょ。4ビートでソプラノを吹くと、どうしてもコルトレーンの世界「インディア」とかになっちゃうんだよね。
ソプラノで「My one and only love」を吹くことを想像したら、少なくとも自分の感覚では絶対にこれはないな、と思ったから、やめたよ。

あと、決定的だったのは値段w
「おっす!オラたまげたぞ!ソプラノサックスってたけえんだな! オラ、中古なら10万円くらいで買えると思っていたぞ」


だってさ。確かに。若い感覚なら「アリ」かもしれないけど、4ビートのバラードにはしっくりこない気がするねえ。逆に、エキゾチックなことをやりたいと思ったらテナーじゃ無理であって、これこそ適材適所なんだろうね。



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