2016年10月7日金曜日

フュージョンのグループ



フュージョンの有名グループは衝撃の1stアルバムを発表してつぎに進化・深化して最後のほうでグダグダになって自然消滅するのが多い。まるでそういうルールでもあるかのようである。

まずRTF。「カモメ」で一気に注目を集め第2期の「第7銀河の讃歌」で歪んだサウンドで度肝をぬき「ノー・ミステリー」で一気にファンが離れた。

次に、何度もいっているけどWR。ファーストである「WR」は御存じのとおり偶然が生んだ大名盤。ファンク路線でジャコ加入し一気にブレイク。最後は見る影ないくらいダサダサ。「ドミノ・セオリー」直前のインタビューでもザヴィヌルは自分のサウンドが最先端でかっこいいとおもっていて唖然とする。メンバーがかわいそうすぎる。

そしてマハヴィシュヌ。第1期は「内に秘めた炎」「火の鳥」「虚無からの飛翔」どれも5つ星。第2期でなんか路線がおかしいかなと感じさせ、第3期は以前書いたとおり。マクラフリンは才能あるのに無理やりレコード作らされた感がある。

ヘッドハンターズ、ブレッカー・ブラザーズなど一定の水準を維持してきたバンドもあるけどね。いや、ブレッカーについては、「リターン」も含めるならこのルールwどおりの動きをしている。


おっと、フュージョンのスーパーグループを忘れていた。スパイロジャイラだ。「モーニングダンス」でさわやかフュージョンというジャンルを確立させ、8枚目以降は固定メンバーによるじっくり高音楽性路線。GRPの後半から才能が枯渇したようなサウンドになり、あろうことかあのスパイロがスムースジャズなんかをやりだした。数年前に出た「The Rhinebeck Sessions」は、どんなに頑張って聴いても退屈。こんなもんか。



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