2018年6月7日木曜日

ジャズの多様性

つくづくジャズは多様な音楽だと思う。歴史的にも、ニューオリンズスタイルがあってスイングがあって、どれもどちらを聴いてもジャズファンは「あ、ジャズだね」とわかる。(スイングのことは「スイング」と呼ぶかもしれないけど)
バップは当然のことながら、同じ編成でフリーをバリバリやっているものを、けっこう普通にジャズとして認識しているけど、ジャズファン以外の人はそれをジャズと思えないらしい。

それから、編成も。ピアノソロ。ギターソロでもいい。エヴァンスの「Alone」やパスの「ヴァーチュオーゾ」を、メッセンジャーズと同じ範疇でジャズと考える。 冷静に考えるとすごい。

しかしやはり一番はフュージョンの存在だろう。あの電気サウンド自体がモダンジャズと違うのに、フュージョン自体が多様すぎて、わけわからんはずなのに、ジャズファンはどれを聴いても「ジャズだね」という。不思議な話だ。




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