2018年6月3日日曜日

大江千里「ブルックリンでジャズを耕す」



前作「9番目の音を探して」と同様にNYでの日々の生活を綴ったエッセイ。「9番目」より音楽要素はかなり少なくなっていて最初は少しがっかりしたが、読み進めるにしたがって著者の生き方や頑張りに感動を覚える。
9番目」のときも書いたけど、元シンガーソングライターだけあって文章が独特のリズムで粋を感じる。なんというか、心情の表し方が上手い。

しかし本の最初のほうでは失敗談(音楽上のではない)が多すぎて正直イラッとするw 財布落としたり、パーティーの仕事にスニーカー履いて行ってドレスコードに引っかかって入れてもらえなかったり、練習に集中してバスタブを溢れさせたのに階下への影響ないと考えたり、機内食もらえなくて腹減ってるのにCAにもらったかと尋ねられて「YES」といったり、散歩して迷子になったり、酔っぱらってスマホをなくしてパニックになったり、もういいかげんにしろよとおもってしまったw



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