先入観によることなのかもしれないけど、すごく不思議だなあと思うこと。
ジャズのギターサウンドは、BNなど小レーベルの録音はいかにも夜、という感じなのに、大レーベルであるヴァーヴでの録音はすべて朝というか昼というか、さわやかな感じがする。
典型的なのがケニー・バレル。
BNの作品は、タイトルからして夜中。
深夜のジャズという内容になっている。タレンタインのテナーもいい。有名な「5スポット」もそうでしょ。
ところが、ヴァーヴ作品になると、おいらには朝のさわやかなサウンドに聴こえてしまうのだ。
これとか、
これとか。パーカッションのせいでもないだろう。BNの録音でもパーカッションが参加しているし。
ウェス師匠の場合は、リヴァーサイド録音がどれも夜のジャズという感じなのに、ヴァーヴに行くと、さわやかになる。もっとも、ヴァーヴの方はオケによる完全なポップサウンドだから全然違うけど。「バンピン」とか「夢のカリフォルニア」なんて、日曜の午前中に聴くサウンドだよねえ?
あ、「ハーフノート」という例外があった。
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